エクストリーム 「サウダージ・デ・ロック」


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80年代後期から90年代初期にかけて世界一のロック・バンドであったEXTREMEが、約13年振りに通算5作目となる奇跡の復活アルバムをリリース。


曲目

1. スター
2. コンフォタブリィ・ダム
3. ラーン・トゥ・ラヴ
4. テイク・アス・アライヴ
5. ラン
6. ラスト・アワー
7. フラワー・マン
8. キング・オヴ・ザ・レイディーズ
9. ゴースト
10. スライド
11. インターフェイス
12. サンライズ
13. ピース (サウダージ)
14. ミスター・ベイツ (1896年デモ)

個人的に待ちに待ったエクストリームの新譜です。
HR/HM界2008年最大のビッグニュースと言っていいでしょう。
アルバムタイトルは「サウダージ・デ・ロック」と読むそうです。
意味はわかりません。フランス語なんでしょうか。

早速購入して繰り返し聴きました。
第一印象は、購入したのが輸入盤だったせいか、録音レベルが低いということ。ボリュームを上げても音量があまり上がらないんです。
90年代半ば以降、デジタル処理された楽曲の録音レベルは上がる一方でしたから、今時ちょっと珍しいですね。
第二印象は、意外にファンキーじゃないなということ。
かつての「ポルノグラフィティ」のようなサウンドを期待すると多少肩すかしを食らうかも知れません。

しかし、当代随一の天才ギタリスト:ヌーノの変幻自在なギターワークは健在です。
メタリックでエッジの効いたギターサウンドによる独特のタメやリフ展開、伸びやかなソロ、速弾きなど何でもありという感じ。
コーラスで幕を開ける「Star」は結構、印象深い曲ですがヌーノ一流のノリと、ゲイリー・シェーロンのシャウトが特に印象的です。
この手の曲を歌わせたらゲイリーの唱法はやはりKISSのポール・スタンレーを彷彿とさせますね。

本作全体に、ギターウォーズで共演したジョーンジーの影響なのか、ZEPっぽい曲作りを感じてしまうのは私だけですかね。
いずれにせよ、エクストリームファンのみならずHR/HMファン必聴の一枚であることは確かです。


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