ホワイトスネイク 「フール・フォー・ユア・ラヴィング+5」



ビッグ・ヒットとなった「フール・フォー・ユア・ラヴィング」を収録し、名実共にシーンのトップに躍り出たホワイトスネイクの3枚目のアルバム。
元ディープ・パープルのイアン・ペイス(ds)加入後、初のアルバムとなった。



曲目

1. フール・フォー・ユア・ラヴィング
2. スウィート・トーカー
3. レディ・アン・ウィリング
4. キャリー・ユア・ロード
5. ブラインドマン
6. エイント・ゴナ・クライ・ノー・モア
7. ラヴ・マン
8. ブラック・アンド・ブルー
9. シーズ・ア・ウーマン
10. ラヴ・フォー・セール
11. ハート・オブ・ザ・シティ
12. ミストゥリーテッド
13. ラヴハンター
14. ブレイクダウン

「好きなヴォーカリスト」特集(?)で選ぶのを忘れていたんですが、やっぱり最盛期のデイヴィッド・カヴァーデイルは優れたシンガーだったなぁとしみじみ感じます。

You Tube動画を何の気無しに眺めながらサーフィンしていましたら久々に白蛇の全盛期動画を観まして、こりゃやっぱりいい!と。
特に「ラブハンター」と本作、次の「セインツ&シナーズ」あたりは最高でした。

中でもヒット曲の多いことで知られるのが本作です。
後年セルフカヴァーすることになる大ヒット曲「Fool For YourLovin'」をオープニングに持ってきたセンスもいいですし、「Ain't NoLove In The Heart Of The City」なんて最高です。
この曲、白蛇のオリジナルだと信じて疑わなかったんですが、黒人ブルースの大家:Bobby Blue Blandの
コピーだったんですね。
本当に知りませんでした。

元来、ブルースというのは奴隷生活の悲哀を嘆いた黒人達の哀歌でした。
そして黒人ブルースを何とかモノにしようと白人ミュージシャンが頑張った結果、偶然生まれたのがロックなんですね。
そんな歴史を考えると、ボビーの曲をデビカバがカヴァーに選んだと言うのは、自らの音楽的ルーツを明らかにし、バンドの音楽志向を明確化する目的すらあったようにも思えます。

アップした動画でもお判りのように、全盛期のデイヴィッドは整形のお陰もあって美しく、そしてソウルフルで深みのある惚れ惚れするヴォーカルを聴かせてくれます。
特に彼のお家芸とも言えるブレス(息継ぎ)ですよね。
セクシーなブレスが曲全体を盛り上げます。
この頃の白蛇ラインナップが個人的にベストだと思います。
バーニー・マーズデンとミッキー・ムーディがギター、ニール・マーレイがベース、そこに元パープルのイアン・ペイスとジョン・ロードが加わっています。
派手なギターヒーローこそ居ませんがバンドのまとまりは最高でした。
まさに全盛期。
白蛇が良質のブリティッシュブルースバンドだった頃です。


Whitesnake - Ain't No Love In The Heart Of The City (1978)



     Whitesnake - Fool for you loving



Whitesnake - Don't Break My Heart Again - Here I Go Again



デイヴィッド・カヴァーデール
74年にディープ・パープルのヴォーカルとして加入し、アルバム「Burn」をレコーディングする。その数年後ディープ・パープルを脱退し、ソロ・プロジェクトとしてのホワイトスネイクを結成する。
このホワイトスネイクには、コージー・パウエルやニール・マーレイ、ジョン・サイクスといった名だたるミュージシャンが入れ替わり立ち替わり参加している。
87年のアルバム「サーペンスアルバス」は全米最高2位を獲得するほどのビックヒットを収める。
93年には、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジとアルバムも製作した。


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