ヴァン・ヘイレン 「1984」


1984

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全米チャートのトップ10入りシングルが3タイトルも入っている83年リリースの6枚目のアルバム。


曲目

1. 1984
2. ジャンプ
3. パナマ
4. トップ・ジミー
5. ドロップ・デッド・レッグス
6. ホット・フォー・ティーチャー
7. ウェイト
8. ガール・ゴーン・バッド
9. ハウス・オブ・ペイン

夏がくーれば思いだすー♪
じゃないですが、毎年暑い夏になると学生時代に良く聴いていたこのアルバムを思い出します。
ちょうど失恋の痛手から立ち直ろうと、昼は引っ越しのバイト、夜は空手道場に通うという実にストイックな夏を過ごしていた頃です。
あれこそ青春でしたね~。
死ぬほど暑い四畳半の部屋でJumpやPanamaを聴いたものです。

ギターの超絶バカテクは折り紙つきだけどオリジナルヒット曲が出ないことに悩んでいたヴァン・ヘイレン起死回生のアルバムが本作です。
特にオープニングの「Jump」は異常な程の認知度で未だにCMやら何やらでかかっていますし、個人的には「Panama」「Hot ForTeacher」が大々大好きなんです。
デイヴ・リー・ロス在籍時ヴァン・ヘイレンのアルバムでのイチオシはやはり1stでしょうけど、オリジナルの出来の良さでは本作が上だと思うんです。
全世界でメガヒットを記録したはずです(たぶん)。
アレックスのビーティーなドラムとデイヴのシャウトが程よくブレンドされて、アンソニーのコーラスも効果的です。

本作を最後にデイヴが脱退、代わりに”ヴォイス・オブ・アメリカ”を自認するサミー・ヘイガーが加入し、より本格的ハードロックバンドに生まれ変わったヴァン・ヘイレンですが、私を含めて世界中のリスナーから愛されていたのはデイヴ時代だと思いますけどね。
思うに、ヴァン・ヘイレンは渋さを求めちゃいけないバンドなんですね。やっぱり底抜けに明るくてワルでマッチョでないと。
そういった意味でもデイヴ時代が懐かしいわけです。