Judas Priest  「復讐の叫び/Screaming for Vengeance」


復讐の叫び-30thアニバーサリー・エディション-(DVD付)

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ジューダスの82年に発表した通算10作目となるアルバム。
念願の全米制覇を成し遂げたヘヴィ・メタル史上に燦然と輝く歴史的名盤。


曲目

1. ヘリオン
2. エレクトリック・アイ
3. 嵐の出撃
4. ブラッドストーン
5. 運命の鎖
6. ペイン・アンド・プレジャー
7. 復讐の叫び
8. ユーヴ・ガット・アナザー・シング・カミング
9. フィーヴァー
10. デヴィルズ・チャイルド
11. プリズナー・オブ・ユア・アイズ
12. デヴィルズ・チャイルド

定番中の定番、ジューダスの代表作であると同時に大ブレイクするきっかけになった記念碑的アルバムです。
個人的には「The Sinner」とか「The Ripper」とか「Hell BentFor Leather」、「Tyrant」あたりが気に入ってたんですが彼らが世界に飛躍出来たのは本作の秀逸な出来によるものと断言していいでしょうね。

最初彼らを知るきっかけになった曲は「Hell Bent For Leather」でした。当時のロック小僧はみんなそうだったんじゃないですかね。
で、聴いた感じ、いかにもディープ・パープルに影響されてますみたいなサウンドが好ましかった訳ですが、それと同時に、いつまでもコピーバンドじゃいかんだろうとも思ってました。

そんな東洋の一小僧のお節介を払拭したのが本作ですね。
本作を聴いた瞬間、おお!と思いましたね。遂にオリジナルのジューダス色を完成させたか!みたいな印象。
オープニングの「Hellion~Electric Eye」は未だにメタルマニアの間では神格化されてますし「You've Got Another ThingComin'」などの佳曲も収められてます。
しかし個人的に最も好きな曲はタイトルトラックの「ScreamingFor Vengeance」で決まりです。
ロブ・ハルフォードのスクリーミングが見事に活かされてます。
ゴリゴリしたグレンとK.Kのツウィンギターもいいです。
本作と次の「Defenders Of The Faith」と「Turbo」までが彼らの黄金期ではないでしょうか。
「Painkiller」を挙げるマニアも少なくないでしょうが、ちょっとマニアック過ぎて常人にはついていけない世界という気がします。