スコーピオンズ 「ラヴドライヴ/Love Drive」


Love Drive

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79年発表の、スタジオ・アルバム第6作目。
新ギタリスト、マティアス・ヤプス初参加作品で、3曲でのマイケル・シェンカーのサポートも話題になった。

曲目

1. 日曜の愛劇
2. アナザー・ピース・オブ・シート
3. 果てしなきロード
4. コースト・トゥ・コースト
5. キャント・ゲット・イナフ
6. 瞑想のレゲエ
7. ラヴ・ドライヴ
8. 免罪の日


仙人ことウリ・ジョン・ロート脱退後にスコーピオンズがリリースしたアルバムが本作です。
何しろウリという世紀の天才ギタリストの後任ですから、ギタリスト探しは難航を極めたようです。
最終的に選ばれたのはマティアス・ヤプスという無名の若手ドイツ人ギタリスト。正直言って上手くも何とも、特長の無いプレイヤーですね。
私はこのアルバムを中学3年の正月に買いまして、伊藤セーソク氏のライナーノーツを相当読み込んだんですが、氏の書いた「ルドルフ・シェンカーが従来から担当していたリフを、更にマティアスがユニゾンで弾くことでリフの厚みが増し、よりへヴィメタリックなサウンドになっている」(という内容だったと記憶してるんですが)、まさにその通りだと感じましたね。

まだマティアスはスコーピオンズに提供出来る曲作りが難しかったらしく、ルドルフの弟マイケル・シェンカーが何曲か提供しプレイもしています。

その中でも出色の作が「Another Piece Of Meat」です。
実際この曲はかなり人気ありました。ライヴでは必ず演奏されたものです。

今回動画を探したところ、スコーピオンズVerとマイケル・シェンカーVerがありまして、非常に残念なことにマイケルVerの方が遥かに出来がいいんですね。
ということで本ブログ初の2つの動画をアップ!します。

アルバムリリースの度にジャケットが問題視され発禁や差し替えを余儀なくされてきた蠍団ですが、本作もなかなかセクハラチックなアルバムで、15才の私は大いに興奮したものです。
今観ても結構うふふという感じですね。