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バンドのドライヴ感がさらに加速した、ヴァン・ヘイレンのセカンド・アルバム。
曲目
1. 悪いあなた
2. 踊り明かそう
3. サムボディ・ゲット・ミー・ア・ドクター
4. ボトムズ・アップ!
5. オッタ・ラヴ・アゲイン
6. 輝ける空
7. スパニッシュ・フライ
8. 生か死か
9. ウィメン・イン・ラヴ・・・
10. ビューティフル・ガールズ
ヴァン・ヘイレンって言うと「ギタリスト:エディー・ヴァン・ヘイレンのバンド」と認知している人が居るようですが、とんでもない誤解です。
ヴァン・ヘイレンはアメリカンハードロックを代表する歴史的大物バンドです。
彼らヴァン・ヘイレンの良さはその底抜けの明るさにあります。
同じアメリカンハードの雄であるエアロスミスがブリティッシュロック的雰囲気を持っているのに対し、ヴァン・ヘイレンは徹頭徹尾明るく、そのライヴはひたすらパーティーなんですね。
特にデイヴ・リー・ロスがフロントマンを務めた時期はそうでした。
ちゃんと歌詞を覚えて歌え!と突っ込みが入るほど歌わない人でしたけど、不思議な魅力で観衆を魅了し、ファンも多かったですよね。
少なくとも本格派サミー・ヘイガーよりバンドイメージに合っていたのではないでしょうか。
ヴァン・ヘイレンと言えばオリジナルヒット曲不在で泣いたバンドでもありました。
デビュー曲「You Really Got Me」はキンクスのカヴァー、バンド初の大ヒット曲もオールディーズのカヴァー「Pretty Woman」でした。
そんなヴァン・ヘイレンがようやく愁眉を開いたのがアルバム「1984」の「Jump」。
いまだに良く耳にしますね。
とにかく大ヒットしたものです。
それと同時にバンドのピークも終わり、デイヴが脱退、サミーが加入して本格派ハードロックを展開して人気を博したものの、サミーも脱退…
最近はどうしているんでしょうか。
本作の「Somebody Get Me A Doctor」がとにかく好きで、高校時代、聞き込みました。
衝撃だった1stに比べて2ndは少しマイルドな印象ですが、まあとにかくこの曲は今聴いてもカッコいいです。