モーターヘッド 「ザ・コンプリート・ベスト・オブ・モーターヘッド」


ザ・コンプリート・ベスト・オブ・モーターヘッド

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モーターヘッドの27年間の歴史を凝縮したベスト・アルバム。多くの若手バンドからリスペクトを受ける中心人物、レミー・キルスターの生きざまがここにある。

曲目

1. ボマー
2. ストーン・デッド・フォーエヴァー
3. オーヴァーキル
4. ノー・クラス
5. メトロポリス
6. ダメージ・ケース
7. エース・オブ・スペーズ
8. (ウィ・アー)ザ・ロード・クルー
9. カプリコーン
10. モーターヘッド
11. アイアン・フィスト
12. トゥー・レイト,トゥー・レイト
13. キルド・バイ・デス
14. オルガスマトロン
15. ゴーイング・トゥ・ブラジル
16. サクリファイス
17. シヴィル・ウォー
18. ウィ・アー・モーターヘッド
19. ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
20. ステイ・アウト・オブ・ジェイル
21. ヴォイセズ・フロム・ザ・ウォー
22. ブレイヴ・ニュー・ワールド

極悪トリオによるひたすらゴリ押しハードR&Rバンドです。
私がこのバンドを最初に聴いたのは中学3年の時でしたから、もうかなり時間が経過してます。
私はこのバンドの「味」からして、てっきりアメリカのバイカー3人が下手ながらバンドをやってみました、みたいなイメージを持っていたんですが、何とイギリス出身なんですね!驚きました。
未だ階級社会が根強く、かのビートルズやクラプトン、ZEPを生んだお上品で気位の高い大英帝国がこんな下品なバンドを生んでしまうとは。
逆に言うと、そういった上流階級への反抗がバンド結成から活動へのモチベーションになっているのかも知れません。
だとすると立派なパンクバンドだとも呼べそうです。

このバンドの核はベース&ヴォーカルのレミーです。
モーターヘッドのイメージと言えばレミーのダミ声(メロディーは一切ない!)と強力にディストーションをかけたリッケンバッカーのベース音です。
そこに”ファスト”エディー・クラークのストラトサウンドが絡み付いてモーターヘッドサウンドが出来上がっていたと認識してました。
”ファスト”エディー・クラークはモーターヘッドを脱退後、ファストウェイという正統派ハードロックバンドを結成し(ヴォーカルが絶世の美男子でロヴァート・プラントの唱法に酷似していることからかなり話題になりました)、結構いい感じのアルバムをリリースしていました。
その後のモーターヘッドがどういう活躍をしているのか知りません。
ただ、AC/DC同様、サウンドが決してぶれる事のない直球勝負をひたすら愚直に続けていくしか無いでしょうね。
一部のコアなファンからは絶大な支持を得ていると聞きます。

個人的に好きな曲は「Bomber」。
当時は「ボンバー」と発音していたんですが、当然今じゃ「ボマー」でしてそれが正解です。
なかなか疾走感が小気味良い曲で私はかなり好きな曲です。
ドライヴには最適なんですがね。

本ブログ史上、最も暑苦しいバンドですが、敢えて紹介してみました。