イエローモンキー 「FOUR SEASONS」


FOUR SEASONS

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1995年に発表したザ・イエローモンキーの5枚目のオリジナルアルバム。
ザ・イエローモンキーのストレートなロックナンバーが散りばめられた名盤。


曲目

1. Four Seasons
2. Overture~太陽が燃えている
3. I Love You Baby
4. Tactics
5. ピリオドの雨
6. Love Sauce
7. Sweet & Sweet
8. 月の歌
9. 追憶のマーメイド(アルバム・ヴァージョン)
10. Father
11. 空の青と本当の気持ち

ジュディマリと並んで90年代後半に大ブレイクした日本の純粋なロックバンドです。
私は何気にイエモン大好きなんですよ。吉井和哉先生の独特の感性には大いに惹かれます。繊細でハスに構えた視線から鋭く世相を風刺するような社会派かと思いきや、ストレートにエロだったり、実にロックしてます。
ギター、ベース&ドラムの楽器隊もハードR&R大好き連中で、これまた私の趣味と合います。
ギターの菊池さんは私とタメですので影響を受けたミュージシャンも似てるんでしょう、実にハードロックしたギターを弾く人だなと感じますし、ベーシストの廣瀬氏がKISSのジーン・シモンズをヒーロー視しているのは有名な話ですしね。
エアロスミスのライヴ「ア・リトル・サウス・オブ・サニティ」でも菊池(兄)がライナーノーツを書いていたと記憶しています。確かその頃は毎日のようにこのライヴを聴いていたとか。
根っからのファンなんでしょうね。
吉井先生も「大人のロック」誌で「好きなギターソロ」にディープ・パープルのハイウェイスターを挙げていますし、ルーツは私と同じなんでしょう。

イエモンの音楽性って、楽器隊本来の志向であるハードなR&R炸裂のサウンドに、吉井先生一流の歌謡曲節というか、グラムロックっぽいファジーな雰囲気が乗ることで形成されている、と勝手に解釈しています。
大ヒットシングル「太陽が燃えている」、「SPARK」、「JAM」など、どれを取ってもてらいの無いロックで好感が持てます。

90年代って他にもロックバンドが活躍出来た時期でしたが、MISIA以降、珍妙なR&B風歌謡曲が流行っちゃって次々に解散に追い込まれた感があります。残念です。