
78年4月の大阪厚生年金会館と日本武道館でのライブを収録したアルバム。
当初は日本のみの発売だったが、その内容のよさが評判になり、アメリカでも発売されプラチナディスクとなるヒットを飛ばし、アルバムからシングルカットされた「甘い罠」はライブ版にもかかわらず、全米7位まで上昇した。
まさに、チープ・トリックがブレイクするきっかけとなったアルバム。
曲目
1. ハロー・ゼア
2. カモン,カモン
3. ルックアウト
4. ビッグ・アイズ
5. ニード・ユア・ラヴ
6. エイント・ザット・ア・シェイム
7. 甘い罠
8. サレンダー
9. グッドナイト
10. 今夜は帰さない
またまたベタなアルバムです。
チープ・トリックを一躍スターダムにのし上げ、武道館の名前をも世界的にした作品です。
観衆のやたら黄色い声援が耳障りですが、演奏内容、録音状態とも出来がいいですね。
個人的にはリック・ニールセンのギターが許せない気もするんですが(彼はギターコレクターとして有名なんですが、コレクターって得てして上手くないんですよね。
集めることそれ自体が趣味なんでしょうから)、まあ、バンドとして見た場合、まとまっていていいとは思います。
あまりギターが前面に出てもバンドのイメージが壊れてしまいますしね。
このバンドはキャラクターが各自際立っていて、それもチープが愛される要因となったのではないでしょうか。
ベイビー・フェイスのロビン、男前のトム、バカキャラのリック、博士風のバンと各自がそれぞれのキャラに徹しています。個人的に好きな曲は、「ビッグ・アイズ」、「サレンダー」、「 ニード・ユア・ラブ 」、「エイント・ザット・ア・シェイム」、「今夜は帰さない」あたり。特に「今夜は帰さない」は
高校時代にバンドで演奏していましたので愛着もひとしおです。
ただ、やはりこの曲ではもっとリックがスリリングなソロを展開すべきではないのかなーと未だに思いますけどね。
コードもEですから簡単でしょうに、残念です。ロビンのルックスからアイドルバンド扱いされた時期もありましたが、本作は実に小気味のいい良質でポップなハードR&R作品に仕上がっています。
突出したプレイヤーは誰も居ませんが、曲が素晴らしいのは事実。
エアロスミス、KISSと並んで語られていた黄金期です。
チープ・トリックはこのライヴアルバムでの成功をきっかけに世界的バンドへと成長しました。
ボン・ジョヴィもそうでしたが、日本のファンって結構肥えた耳を持っているんだなと感じたりします。
チープ・トリック
親しみやすいパワー・ポップで当時の音楽業界で異彩を放つ、70年代の終わり頃にライヴ・アルバム『at 武道館』で、世界的な人気バンドになり、バンドは長きに渡って商業的成功を収める。
Cheap Trick - Surrender (Rockpalast 1979)
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