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曲目
1. バースデー・ソング
2. ラブリーベイベー
3. そばかす
4. キスの温度
5. ハッピー?
6. ピンキー・ラヴズ・ヒム
7. くじら12号
8. クラシック
9. 風に吹かれて
10. ザ・グレイト・エスケープ
９０年代にブレイクしたユニークな日本のポップロックバンドです。
ジュディマリの音楽って一風変わっていて、「基本ノイジーでパンキッシュなんだけど、ヴォーカルが可愛くて少し風変りなポップ＆ロール」という印象を受けます。
バンドの演奏スタイルはメタルとパンクが混ざっていてハードな印象なんですが、YUKIのヴォーカルが奏でるメロディと歌詞が実にポップで可憐なんですよね。
女の子らしいストレートでフェミニンな可愛さもあるけど、少々奇妙な雰囲気も併せ持つ、不思議なキャラクターです。
しかも肉感的！そこが妖しいシンガー：YUKIを擁するジュディマリの音楽性の特長であり魅力でしょう。
またギターのTAKUYAってエアロスミスのファンなんですよね。基本はハードなＲ＆Ｒ志向なんでしょう。
かなり本格的なギタリストなんでしょうけど、敢えてYUKIをヴォーカルに据えて独特なサウンド作りを実施して成功を収めたわけです。このあたり、なかなかの策士ですな。
９０年代と言えば日本のロックバンド（ロックバンドまがい、もどきを含めて）が隆盛を極めていましたが、その中でもジュディマリって異色の存在でしたよね。
異色でありながら人気絶頂で市民権を得まくってました。
かく言う私も十二分にハマったくちです。
本作は彼等の代表作と呼んで差し支えないでしょう。最大のオリジナルヒットアルバムです。
個人的お気に入りは、ハード＆ヘヴィ、そして少々奇妙な「ラブリー・ベイベー」、デスメタル風イントロの後、爽やかなポップスに変身する大ヒットシングル「そばかす」や同ヒットナンバーの「くじら１２号」と「クラシック」、可愛い歌詞だけどどこかが奇妙な「キスの温度」、最高に奇妙な「Pinky loves
him」あたり。
凄く才能があるんだなーという彼らでしたが惜しまれつつ解散。
YUKIちゃんはソロで頑張っているようです。
彼女のヴォーカルは好きなので是非とも頑張って欲しいところです（要チェックや！）。
