クリーム 「Live Cream, Vol. 2」


ライヴ・クリームVOL.2

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グループ解散後発売クリームのライヴ・アルバム第2弾。1968年の全米ツアーより収録。


曲目

1. 荒れ果てた街
2. ホワイト・ルーム
3. 政治家
4. 英雄ユリシーズ
5. サンシャイン・ラヴ
6. ステッピン・アウト

超有名なロックバンドであると同時に、現在のハードロックの原型を創った偉大なバンドです。
それまでのロックは、ビートルズのように歌がメインで、ギターやベース、ドラムなどの楽器隊は全てシンガーのバックバンド扱いでしかありませんでした。
曲もあくまでもヴォーカルがメインで、コードは単調、ギターソロなんて取って付けたような短いもので付録みたいな扱いしか受けていませんでした。
そういう流れを変えたのがクリームであり、ジミ・ヘンドリックス&エクスペリエンスです。
彼ら開拓者による長いインプロヴィゼーション(アドリヴ)はまさに歴史を変えました。
メンバーは、すでに「ギターの神様」と謳われていたエリック・クラプトン、ベースにジャック・ブルース、ドラムはジンジャー・ベイカーという強力ラインナップ。
彼ら凄腕職人が延々とアドリヴを続けるライヴは未だに語り草になっています。
ジンジャーなどはドラム長時間演奏耐久レース?で優勝したとかいうエピソードを聞いたことがあります(要出典)。

彼らの音楽はブルースを一歩進めた新しい形態だとして「ニューロック」あるいは「アートロック」などと呼ばれ、非常に高い評価を受けました。
ブリティッシュ・ロックの流れとしては、このクリーム~レッド・ツェッペリン~クイーンという流れであると教科書に載っています?(ディープ・パープルなどは亜流扱いです)。
まだ重低音を中心としたパワーコードはあまり使っていなかったようですが、確かに明確なリフは少ないような気がします。
個人的に好きな曲は、ヒットした「White Room」と「Sunshineof Your Love」 、ユーモラスな「Tales of Brave Ulysses」、カッコいい「Politician」あたり。

クリームに詳しくなればあなたも一人前のロック通顔出来ますよ。