KISS 「Alive Ⅱ」


アライヴII

新品価格
¥1,393から
(2014/5/19 14:17時点)



1977年発売のKISSの人気がピーク達した頃のライヴ・パフォーマンスを余すところなく収録したライヴ・アルバム。


曲目

ディスク:1

1. デトロイト・ロック・シティ
2. 暗黒の帝王
3. 熱きレディズ・ルーム
4. 果てしなきロック・ファイヤー
5. ラヴ・ガン
6. 悪魔のドクター・ラヴ
7. クリスティーン・シックスティーン
8. ショック・ミー
9. ハード・ラック・ウーマン
10. トゥモロー・アンド・トゥナイト

ディスク:2

1. 愛の謀略
2. ベス
3. 雷神
4. いかすぜあの娘
5. 狂気の叫び
6. オール・アメリカン・マン
7. ロッキン・イン・ザ・U.S.A.
8. ラージャー・ザン・ライフ
9. ロケット・ライド
10. エニー・ウェイ・ユー・ウォント・イット

70年代半ば頃、エアロスミス、クイーンと並んで「御三家」と呼ばれたバンドがKISSでした。
私が中学生になった頃、日本でも物凄い人気だったことを覚えています。
ロックに目覚めた当時の私はディープ・パープルにハマっていまして、全然雰囲気の違うKISSの音楽性を認めることは出来なかったんですが、ZEP同様に後年に聞き込んでようやくその良さが分かるようになりました。
KISSの音楽って凄くシンプルでストレートなんですね。
彼らが言うにはビートルズみたいな音楽を大音響で演奏したかったと。まさしくそんな感じだと思います。
トレードマークとなったあのメイクは日本の歌舞伎にヒントを得たとか。
個人的にはジーン・シモンズのヴォーカルが好きです。ポール・スタンレーの声はあまり好きじゃありません。
ドラムのピーター・クリスもハスキーな声で渋いですね。彼が歌う「HardLuck Woman」は私のヴォーカルデビュー時に最初に練習した曲ですので、思い入れも特別です。

本作は「Alive」に続くライヴ盤です。一作目か本作か悩むところですが、全く個人的に本作を推します。
好きな曲は、バラードの「Hard LuckWoman」、ノリノリの「King Of The Night Time World 」、ジーンの歌う「Lady's Room」、エースのギターが活躍する「Makin'Love」、中学時代にリードヴォーカルをとった「Shout It OutLoud」、ジーンの独壇場となる「God Of Thunder」あたり。

余談になりますが、口づけの事をキッスと言うオジさん世代って少なからずこのKISSに影響を受けている人たちだと思うんです。
KISSは「キッス」であり、誰も「キス」とは発音しません。
KISSを知らない若いお姉ちゃん達からは「キッス」なんて言ってると馬鹿にされるみたいですね。