フリー 「Free Live」


Free Live!

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ライヴ・バンドとしての実力をいかんなく発揮したフリーの1971年に発表された唯一のライヴ・アルバム。
オリジナル・トラック8曲にボーナス・トラック7曲を収録。


曲目

1. オール・ライト・ナウ
2. アイム・ア・ムーヴァー
3. ビー・マイ・フレンド
4. ファイアー・アンド・ウォーター
5. ライド・オン・ポニー
6. ミスター・ビッグ
7. ザ・ハンター
8. ゲット・ホエア・アイ・ビロング
9. ウーマン
10. ウォーク・イン・マイ・シャドウ
11. ムーンシャイン
12. トラブル・オン・ダブル・タイム
13. ミスター・ビッグ
14. オール・ライト・ナウ
15. ゲット・ホエア・アイ・ビロング(オルタナティヴ・テイク)

ブリティッシュ・ハードロック(というかブルース)の中核を為したバンドで、ポール・ロジャースが居たことで有名です。
日本ではZEPの影に隠れて人気や知名度があまり無かったようですが、イギリスでは相当売れたバンドで、通好みの渋いブルースバンドです。
一般には大ヒット曲の「All Right Now」や、ゲイリー・ムーアがカヴァーした「Wising Well」あたりが名曲として知られています。
また、Mr.ビッグが自分たちのバンド名に拝借した同名の「Mr. Big」や「Fire And Water」も知る人ぞ知る曲ですね。
ポール・ロジャースの次に有名なのが早死にしたギタリスト:ポール・コゾフです。彼の渋いレスポールサウンドが奏でるブルージーなソロはいいですねぇ。
ドラムのサイモン・カークも頑張っています。
個人的に「All Right Now」はスタジオ録音盤よりも本作の出来がいいと思います。
ポールのヴォーカル、サイモンのドラミングが冴え渡っていいる感が強いですから。
コゾフのギター音が途切れがちなんですがどうしたんでしょうか。接触不良だったんでしょうかね。
お奨めはオープニングの「All Right Now」と切ないバラード「Be My Friend」です。
若き日のポール・ロジャースの絶品声を堪能ください。本作を聴くことで何となく、ブリティッシュ・ロックの本質っていうものが理解出来るような気がしますよ。