スコーピオンズ 「蠍団爆発!/Tokyo Tapes」


Tokyo Tapes

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1978年4月24日と27日に東京中野サンプラザ・ホールにおけるライブの模様を録音したアルバム。

曲目

1 ALL NIGHT LONG
2 PICTURED LIFE
3 BACKSTAGE QUEEN
4 IN TRANCE
5 WE,LL BURN IN THE SKY
6 SUSPENDER LOVE
7 IN SEARCH OF THE PEACE OF MIND
8 FLY TO THE RAINBOW
9 IN TRANCE
10 SPEEDY,S COMING
11 TOP OF THE BILL
12 HOUND DOG
13 LONG TALL SALY
14 STEAMROCK FEVER
15 DARK LADY
16 荒城の月
17 ROBOT MAN

まだスコーピオンズがマニアックな存在だった頃の来日記念ライヴアルバムです。中野サンプラザホールでの熱狂的ライヴが収められています。
当時はウルリッヒ・ロートと名乗っていたウリ・ジョン・ロートの華麗にして残虐なギターサウンドが最大の聴き所。ウリはリッチー・ブラックモアと並ぶジミ・ヘンドリックスの代表的フォロワーですが、リッチーと比較して、サウンドやフレーズ面でのより直接的なジミヘンの影響が随所に見られます。
曲もいいです。ウリが脱退してマティアス・ヤプスが後任に座ってからスコーピオンズは市民権を得、アメリカマーケットを席捲するわけですが、個人的にはウリ在籍時のメロディや構成が好きでした。
特にマイケルの兄:ルドルフ・シェンカーのソリッドなリフと、特注のスカイギターを駆使して華麗なるフレーズを随所に織り込むウリのツウィンギターはロック史上に残る名コンビではないでしょうか。
個人的に好きな曲はウリが歌う「ポーラー・ナイト」、「ダーク・レディ」の2曲と、「暴虐のハードロッカー」という凄い邦題がつけられた「ヒーズ・ア・ウーマン、シーズ・ア・マン」という珍妙な歌詞のナンバー、「スピーディーズ・カミン」、「スティル・ロック・フィーヴァー」、「ロボット・マン」あたりでしょうか。
日本用に特別に用意された「荒城の月」もオツです。形骸化する前のスコーピオンズサウンドを是非お試しください。