スネイクピット イッツ・ファイヴ・オクロック・


イッツ・ファイヴ・オクロック・

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曲目

1. ニーザー・キャン・アイ
2. ダイム・ストアー・ロック
3. ベガーズ・アンド・ハンガーズ・オン
4. グッド・トゥ・ビー・アライヴ
5. ホワット・ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ビー
6. モンキー・チャウ
7. ソマ・シティ・ワード
8. ジズ・ダ・ピット
9. ロウアー
10. テイク・イット・アウェイ
11. ドゥーイン・ファイン
12. ビー・ザ・ボール
13. アイ・ヘイト・エヴリバディ(バット・ユー)
14. バック・アンド・フォース・アゲイン

ご存知GN'Rの初代リードギタリスト:スラッシュが、煮え切らないアクセル・ローズに業を煮やして発表したのが本作です。
このアルバムを聴けばガンズのあの躍動感やスリリングでダークかつ退廃的な曲調はスラッシュに負う部分が大きかったのだなと痛感出来ます。
アクセル・ローズが、「GN'R用の曲を(本作に)勝手に使った」としてスラッシュを告訴したのも有名な逸話になっています。
スラッシュって人は取り立ててテクニシャンでもないのですが、彼のレスポールサウンドはハードロックのツボを見事に押さえており、リフと展開がとにかくシンプルでカッコいい!本作もゴリ押しのハードロックンロールが怒涛のごとく流れて来るアルバムに仕上がっています。
ベースはダフ・マッケイガン、ドラムはマット・ソーラム、そしてサイドギターは当時ガンズを解雇されたばかりのギルビー・クラークが担当しており、これでヴォーカルがアクセルだったらそのまんまGN'Rじゃん!って突っ込みが入れられそうな布陣です。そしてその流れは現在のヴェルベット・リヴォルバー
にも続いており、どうもスラッシュ連合と、ロック史上最凶の悪童:アクセルとの手打ちは難しそうな展開になっています。
さて本作ですが、エリック・ドーヴァーというシンガー(本職はギターだったかな)の声がアクセルに酷似したりして、GN'Rのイメージをそのまま表しています。
個人的なお奨めは「ダイム・ストア・ロック」、「モンキー・チョウ」、「ベガーズ&ハンガーズ-オン」あたりです。是非御一聴を。