小林香織 グロウ


グロウ(初回限定盤)(DVD付)

新品価格
¥2,679から
(2014/5/17 13:25時点)



女性サックス・プレイヤー小林香織の3rdアルバム。TX系『熱闘、ゴルフ向上委員会』エンディング・テーマ「エクスプロー・ザ・フィールド」をはじめ全10曲を収録。

曲目
1. エアフロー
2. ウォームス
3. パッシング・レーン
4. ウォーク・イン・ザ・ナイト
5. ドーン・アイボリー
6. モノクローム
7. エクスプロー・ザ・フィールド
8. ララバイ・チャイルド
9. トイズ・ジャム
10. 愛はきらめきの中に

例によってYou Tubeをサーフィンしていて偶然知った81年生
まれの美形サックスプレイヤーです。
蛇足ですが、元TBSアナウンサー小林麻耶と真央姉妹に似た
雰囲気ですが血縁関係はないそうです。
小林って苗字の女子って可愛い系が多いんでしょうか。

2005年にアルバムデビュー。若干23歳にしてアルバムの
大半をオリジナル曲で飾った天才音楽美女と言えるのかも知れ
ません。
彼女の履歴は知りませんが音大卒なんでしょうかね。
使用楽器はアルトサクソフォン。音楽の形態はライトフュージ
ュンと言えるでしょう。
これは事務所の戦略なのか、彼女の嗜好なのかわかりませんが
、少なくとも本格的なジャズに特化するよりは正解だったと個
人的には感じます。
典型的なイージーリスニングで非常に耳触りが良く、晴れた日
曜日の朝あたりのドライヴには最適じゃないでしょうか。爽快
感は格別です。

アルトでもテナーでも、サックスっていう楽器の音色って聴き手をうっとりさせるものを持っていると感じます。
個人的にはギターの次に好きな音色かも知れません。
ワインでも傾けながらのディナーに似合うという先入観を持っていましたが、上述しました通り、時間帯を問わず聴けますね。

本作は彼女のアルバムの中でも好評の作品で、思わず私も購入してしまいました。
本作のクレジットを見ると分かるんですが、海外アーティストとの共作も目立ちます。
ひょっとすると語学も堪能なのかも知れません。要するに才女ってことなんでしょうね。
ぱっと見た目はともすればロリ系な印象もある彼女ですが、なかなかどうして堂々としたインプロヴィゼーションを聴かせてくれます。
ギターしか知らない私にはサックスでのアドリヴっていうのはキーなどどうなるのか、想像もつきません。
まー、ハードロック/ヘヴィメタルとは対極に位置するような音楽性です。
ディストーションサウンドに疲れた(飽きた)時などに聴き込むには絶好の作品であることは間違いないでしょう。
バックを務めるミュージシャンも実力者揃いのようで彼女を盛りたてます。バンドのアンサンブルは天下一品と言えますね。
ドラムやベースは勿論、ギターとキーボードも実にいい味を出しています。