テッド・ニュージェント「Scream Dream」


Scream Dream

新品価格
¥466から
(2014/5/19 13:50時点)



アメリカンハードロック番長、テッド・ニュージェントの1980年発表の作品。

曲目

1. Wango Tango
2. Scream Dream
3. Hard as Nails
4. I Gotta Move
5. Violent Love
6. Flesh & Blood
7. Spit It Out
8. Come and Get It
9. Terminus Eldorado
10. Don't Cry (I'll Be Back Before You Know It Baby

「野獣」あるいは「番長」と呼ばれ、ひたすら野蛮、凶暴で偏差値の低そうなイメージの”ゴンゾ”ことテッド・ニュージェントを紹介します。
そう紹介しますとアルバムジャケットからして、どんだけ下品な奴なんだと思われそうですが、私が知り得る限りでも70年代の彼の人気は凄まじいものがありました。
コアなファンがどの程度日本に居たのかは不明ですが、スージー・クアトロ同様に知名度の高いアーティストであり、ラウドでストレートなR&Rを身上とするギタリストなんだなという認識はありました。
例えば、第一次黄金時代を謳歌している最中のエアロスミスでさえテッドの影響は無視出来なかったとか(要出展)。

ミシガン州出身でカラっとした、いかにもアメリカンハードロックという音楽形態に加え、ひたすら弾きまくるソロが自由奔放で好感持てます。
歌は上手いのか下手なのか、ちょっと判別はつきませんが個性は充分ですしスクリーミングも申し分ない
と言っていいでしょう。
ここで紹介するアルバム「Scream Dream」は、かなり末期の頃の作品だと思います。
しかし個人的に大好きなアルバムです。
ストレートなR&Rナンバー「Wango Tango」、ご機嫌なスクリーミングが聴ける「Scream Dream」、ソリッドな「Hard asNails」、ひたすらドライヴするR&Rナンバー「Violent Love」、ちょっとだけローリング・ストーンズ風の「Spit It Out」、そして私の大のお気に入りナンバー「Terminus Eldorado」とキラーチューン目白押しです。

現在はあまり知られていないかも知れませんが、70年代前半までアメリカで猛威を振るった野獣の叫びをどうぞ。